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武人立つ―戦国の武将 上泉秀綱
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 399570 位
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初めて驚きました
何と言ったらいいのか。とっても硬質で透明な文体で、いわゆる歴史小説ではなかったです。剣豪物とか戦国物は飽きるほど読みましたが、現代物のように書かれた時代物ってあるのですねえ。お奨めです。筋書きは池波正太郎の剣の天地と重なるのに、全く違った物語に出会いました。うーん、小説ってオモシロイです。
剣豪か、剣聖か
上泉信綱が主人公ということで、興味を引かれた。時代小説としては面白かったが、剣聖といわれる信綱をあえて主人公にするより、長野業政を主人公とした方が、さらに興味ある読物となったのではないだろうか。
剣豪の新たな魅力を発見
吉川英治の小説宮本武蔵を読んでから戦国の剣豪に興味を持つようになり、剣聖と呼ばれた上泉信綱関連の本も数冊読んでいました。この本は、秀綱(後の信綱)が領地を離れ武者修行に出る前の武人としての半生を描き出しているものですが、稀代の策士で千騎の将と呼ばれた長野業政とともに上野の地侍を糾合し戦国の列強、武田・北条・上杉と戦う様が手に汗を握るようリアルに活写されており、最後まで一気に読み進めることが出来ました。忍びや素破らによる諜報合戦や少数の精鋭部隊で大部隊を撃破する戦略の数々など、嗜好に富んだ展開に感心させられました。真田や信玄との緊迫した遣り取りの様など、時代の趨勢を左右する迫力が感じられる場面でした。久し振りに本格的な歴史小説を読めたことに満足しています。この作者の他の作品も読んでみたいですね。
郁朋社
真剣―新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱 (新潮文庫)
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